ホームページ制作を個人・フリーランスに依頼はアリ?費用相場も解説
ホームページを考えた際に、「フリーランスや個人に依頼すると、安くできるのでは?」と考えたことはありませんか?
確かに、個人の方に依頼すると、Web制作会社と比べて安価な制作費でホームページができます。
しかし、個人の方に依頼するデメリットもあるので、依頼する際は注意しないといけません。
そこで今回は、フリーランス歴3年以上&Web制作会社経営の私が
- 個人のホームページ制作の費用相場
- 依頼する個人やフリーランスの選び方
- フリーランスとWeb制作会社の比較
- 良い発注先個人やフリーランスの探し方
を、丁寧に解説します。
ホームページ制作を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
ホームページ制作を個人・フリーランスに依頼する費用相場
まず、個人事業主やフリーランスにホームページ制作を依頼する場合の費用相場をご紹介します。
結論としては、その個人・フリーランスの実力によって費用が全く異なります。
というのも、ホームページ制作は「作業量×技術レベル」によって見積りがされるため、初心者クリエイターは値段が安く、実力のあるクリエイターは値段が高いです。
- 勉強中:1万円〜10万円
- 初心者:10万円〜20万円
- 中級者:20万円〜50万円
- 上級者:50万円〜100万円
それでは具体的に見ていきましょう。
勉強中フリーランス:1万円〜10万円
まず、ホームページ制作を始めたばかりの勉強中のフリーランスに依頼した場合は、1件あたり1万円〜10万円程度の費用です。
このレベルの個人の方は、「勉強をかねつつ実績を作りたい」というスタンスなので、売上よりも実績獲得を優先しています。
そのため、相場よりも圧倒的に安価にてホームページ制作が可能です。
ただし、当然のことながら勉強中のフリーランスなので、ホームページの品質自体は低い可能性が高いです。
もし、しっかりと作成したいのであれば、勉強中の個人に任せるのはおすすめできませんね。
元々知り合いなど、このフリーランスを応援してあげたい場合は発注しても良いでしょう。
初心者フリーランス:10万円〜20万円
続いて、初心者フリーランスに依頼する場合は、10万円〜20万円くらいの価格帯になります。
このレベルはホームページ制作において、一通りの流れを掴み案件に対応できるものの、まだまだ経験が浅いというイメージです。
この段階では、先ほどの勉強中のフリーランスと同じく、「安価でもいいから実績を作りたい」というフェーズです。
お客さんから難しい要望を依頼された場合は対応しきれない部分はあるものの、最低限の品質のホームページをお得な価格で制作してくれます。
最低限のホームページを安く作りたい、という方にはぴったりだと思います。
中級者フリーランス:20万円〜50万円
中級者フリーランスの相場は20万円〜50万円程度です。
フリーランスにホームページ制作を依頼するのであれば、このレベルの方に依頼するのが最もおすすめです。
このレベルの個人の方であれば実績や経験もあるので、ある程度のご要望までしっかりと応えてくれます。さらに、SEO対策の視点からアドバイスをくれたり、デザインの提案などもしてくれる人もいるでしょう。
ホームページ制作を個人に依頼して失敗したくない方は、中級者以上のフリーランスに発注することをおすすめします。
上級者フリーランス:50万円〜100万円
最後に、上級者フリーランスに依頼する場合の相場は50万円〜100万円です。
このレベルのフリーランスはWeb制作会社になんら劣らない実力の持ち主です。むしろ、その辺のWeb制作会社よりもクオリティが高いこともよくあります。
ホームページの品質の安定感は抜群な上に、独自の強みを活かしたWeb制作を行ってくれたりします。
大体、Web制作会社で経験を積んできた方や、過去に広告業界やデザイン事務所でガッツリとデザインをしてきた方も多いでしょう。
いずれにしても、圧倒的な品質で制作してくれる可能性が高いのがこの価格帯です。
以上の4パターンがフリーランスにホームページ制作を依頼した場合の費用相場です。
ただ今回はサイトのボリュームは一般的な5ページ〜10ページ程度のコーポレートサイトを想定しております。
もちろん、10ページ以上や中規模、大規模のサイトであればもっと予算がかかることもありますので、あくまで参考としてお考えください。
ちなみに、弊社では、ホームページ制作に関するお見積り・無料相談を実施しているので、いくつか業者をピックアップしていただき「どこが良いでしょうか?」という相談をしていただければ正直に回答させていただけます。
ホームページ制作をお願いする個人・フリーランスの選び方
ホームページ制作を個人やフリーランスに依頼する際の選び方のポイントをご紹介します。
- 目的と制作者の強みが一致しているか?
- 制作実績が理想のホームページに近いか?
- 見積り・料金プランが予算以内か?
1つずつ、解説していきます。
その①:目的と制作者の強みが一致しているか?
1つ目は、ホームページを作成する「目的」と制作者の「強み」が一致しているかどうかを確認しましょう。
なぜなら、制作者によって強みや経験が全く違うので、制作の目的にマッチしていなかったら費用対効果が薄いホームページになってしまいます。
例えば、「お客さんを増やしたい」という目的でホームページを作るのであれば、SEO対策に強いフリーランスや個人に依頼した方が良いですし、イラスト系のかわいいホームページを作りたいなら、イラスト系に強い制作者に依頼した方が良いでしょう。
初めて依頼される方は「どの業者も同じことができる」と思っていることが多いですが、実は制作者によって全く違います。
でも、個人の方は1つでも多く仕事が欲しいので、来た依頼には「できます…!」と、言ってしまいがちです。
そのため、依頼する側がしっかりと見極めなければなりません。
その②:制作実績が理想のホームページに近いか?
次は、個人やフリーランスの制作実績を確認して、求めるホームページに近いかどうか見極めることが大切です。
なぜなら、過去の制作実績のデザインのイメージや、スキルレベルが納品されるホームページのレベルだからです。
「こんなデザインできますか?」と尋ねると、「できます」と言われるかもしれませんが、過去の制作実績をご自身の目で実際にチェックしてみることが大切です。
ちなみに、弊社の制作実績は以下ですので、よければチェックしてみてください。なお、弊社では「個人の方と同じ価格帯で、Web制作会社のクオリティ」を意識しているのでかなりお得にホームページが作れます。
▼制作実績
その③:見積り・料金プランが予算以内か?
3つ目は、見積り・料金プランが想定している予算以内に収まるかどうかです。
ホームページ制作を検討する際に、どのくらいの予算か考えると思います。
当然、予算がオーバーしてしまうと発注できないので、理想のWebサイトを作る上で予算に収まるかどうかは確認するようにしましょう。
こちらは、実際に見積りを依頼してみるのがおすすめです。
その際に、理想のホームページに近い参考サイトのURLを2,3お送りすると、制作者さんも見積りしやすくなります。
1点だけ注意としては、値下げ交渉を行って無理やり予算内に収めようとするのはおすすめできません。
なぜなら、やはり費用にはそれだけの理由があるので、無理に値下げしてしまうと、どこかで妥協しなくてはならない部分がでてきたりと、結果として両者にデメリットとなってしまいます。
理想のホームページを適性価格でしっかり作成してくれる方に依頼するのがおすすめです。
個人・フリーランスとWeb制作会社の違い【メリット・デメリット】
では、そもそもとして、個人に依頼するのと、Web制作会社に依頼するのはどのような違いがあるか比較しながら解説します。
個人・フリーランスのメリットとデメリット
まず、個人やフリーランスに依頼する場合のメリットとデメリットは以下の通りです。
- 制作費が安く済ませられる
- 対応が柔軟で素早い
- 特定の信頼できる人にお願いできる
- その人と長期的なお付き合いができる
最大のメリットとしては、やはり費用が安いという点でしょう。
フリーランスの場合はWeb制作会社のように広告費やディレクション費用など、制作に直接関係のない余分にかかってくるコストが少ないため、制作費が安くなります。
さらに、特定の人に直接お願いできるので対応が柔軟だったり、長期的な関係性を築くことができます。
- 制作のクオリティが低い場合がある
- 音信不通になる場合がある
- 十分なサポート体制が整っていない
最大のデメリットとしては、制作クオリティに安定感がないということです。
制作会社の場合はどの会社でも一定のクオリティが担保されていたりしますが、個人の方は場合によっては、本当にクオリティが低く、見てられない場合もあります。
また、1人で事業を回しているゆえに、サポート体制が整っていなかったり音信不通になってしまう人がいるとも、たびたび耳にします。
制作費がいくら安くとも、このようなデメリットもしっかりと考慮しておくことが大切です。
Web制作会社のメリットとデメリット
次は、Web制作会社にホームページ制作を依頼するメリットとデメリットをご紹介します。
- 制作のクオリティが安定して高い
- 幅広い知識から提案力が優れいてる
- サポート体制が整っている
Web制作会社のメリットは、ホームページのデザインクオリティが優れている点と、全体的な支援体制が整っている点です。
というのも、Web制作会社は個人の人よりもホームページ制作の経験数が違うので、知識と経験から1つ1つの対応レベルが高いです。
一方で、デメリットは以下の通りです。
- 制作費用が全体的に高い
- 1つ1つの対応に時間がかかる
- 悪徳な業者も多い
Web制作会社のデメリットは、言わずもがな制作費用が高いことです。
その分、ホームページのクオリティが高くなるのですが、個人の人と比較すると2倍から3倍以上の差が出てくるでしょう。
また、対応の柔軟性というところでも、会社の場合は1つ1つのやりとりに時間がかかったりと個人やフリーランスと比較すると、小回りがききません。
個人の方もWeb制作会社もそれぞれの良し悪しを見極めて、自分が求めるものとぴったりの制作者にお願いするようにしましょう。
ホームページ制作ができる個人・フリーランスの探し方
最後に、ホームページ制作ができる個人・フリーランスの探し方をご紹介します。
知っている人に直接依頼をする
まずは、身の回りの人で知っているフリーランスに相談するのが良いかもしれません。
ただ注意点としては、制作クオリティはシビアにチェックすることが大切です。
知り合いでも過去の制作実績などを確認して、クオリティが微妙であれば発注しないという選択をしなければなりません。
発注者のクオリティを見極めるのは発注者の責任ですからね。
知り合いですと話が早かったりと依頼するのも楽かもしれませんが、「仕事は仕事」として互いにしっかりとした対応が求められます。
クラウドソーシングで募集をする
2つ目は、クラウドソーシングサイトで募集をしてみるのもおすすめです。
有名なサイトですと、クラウドワークスやココナラ、ランサーズなどがあります。
クラウドソーシングであればホームページ制作が数万円程度でできたりしますが、こちらも制作クオリティには十分に目を光らせましょう。
「安いものは制作クオリティが低い可能性が高い」ということを念頭においた上で、多くのフリーランスの方から最適な人を選ぶことが重要になります。
SNS・ブログをやっている人を探す
3つ目は、SNSやブログをやっている人から選びましょう。
Xやインスタグラム、ブログなどの媒体でホームページ制作やWebデザインについて発信している人がいるので、そういった人に声をかけてみるのも良いでしょう。
発信している情報を確認してみて内容がしっかりしていれば信頼できますよね。
実は、私自身、弊社もこのブログを見ていただいた方に弊社の価値観を知ってもらい、良いお取引ができそうな会社さんからお仕事のご相談をいただきたいので、こちらのブログを書いております。
弊社のホームページ制作では、Web制作会社のクオリティのものを個人の方の価格帯で提供可能ですので、コスパよくWeb集客に強いサイトが欲しい方はご相談ください。
また、ホームページ制作をやっているフリーランス・個人事業主の方を以下の記事で紹介していますので、よろしければ参考にしてください。
まとめ:失敗しないために、プロに相談するのもおすすめ!
ホームページ制作を個人やフリーランスに依頼するのはやはり心配なことも多いと思います。
制作クオリティが低いことへの心配や料金が適正なのかどうかなど、第三者の意見をもらうことをおすすめします。
弊社では無料でホームページ制作やWeb集客のご相談を承っておりますので、必要な方はお見積り・無料相談よりご相談ください。
本題からは少しそれますが、せっかくお金を使ってホームページを制作するならアクセス数の増やし方も知っておくことが重要です。以下の記事で解説しているので、ご一読ください。
今回は以上です。