仕事における「損切り」の重要性
こんにちは、株式会社MEcreate(ミークリエイト)の伊藤です。
最近では、ホームページ制作の案件が増えて、さらに全体的な単価も上がってきているため、良い感じに忙しくなってきております。
(直近では40万円規模の案件が決まりました…!!)
そんな中、単発で有料のWebコンサルティングというものを行なっていたりします。
店舗系の経営者さんをはじめ、色々な会社さんや個人事業主さんから「ホームページからお客さんを増やすにはどうすれば良いか?」ということを尋ねられて、それに答えるということをやっています。
色々な会社さんから相談を受ける中で、「損切りってめちゃ重要だな…」と感じたので、今日はそれについて書きます。
仕事における「損切り」の重要性
仕事において、「損切り」がなぜ重要なのかというと、「これ以上損をしないため」ですよね。
私のもとに相談に来る経営者さんの大半は、「もっとホームページから集客したいのですが、どうすれば良いですか?」ということです。
そこで私が、「この状況であれば、むしろ諦めてこっちに舵を切った方がいいですよ。」とお伝えするとします。
すると、「いや、これまでせっかくやってきたので、、これはこのままでいきたいと思います」と回答がきたりします。
これは確かにめちゃくちゃ気持ちはわかります…。ただ、こちらの目から見たら一目瞭然で答えが分かっていることってあるんですよね。
ここで損切りをしておかないと、もっと損をしてしまうんです、、。しかし、なかなか損切りって難しいんですよね。
ここではもっと詳しく、損切りの必要性をお伝えします。
必要性①:確実に損が広がってしまう
大抵の場合、損切りをしないといけない場合って、すでに損が出てしまっています。
そこからプラスに働けば良いのですが、「損切り」を検討している時点で、プラスに働くことはほとんどありません。
つまり、このまま続けていると確実に損が広がってしまうということになります。
例えば、今回の場合であればWebサイト構築の設計部分でかなり辛い状況になっており、このまま続けてもかなり難しいことが分かりました。
そこで、「正直、このサイトなら作り直した方が早くゴールに到達できますよ!」というご案内をしました。しかし、このまま続けてみるという趣旨の回答をいただいたんですね。
私の見解からすると、「この状態で攻めても難しいので、むしろやらない方がプラスだな。」という形でしたが、損切りができないと、このようにずるずるとマイナスが広がってしまのです。
必要性②:致命傷に繋がってしまう
仕事や事業というのは、致命傷を避ける戦い方がとにかく重要です。
極端な話、致命傷を行わなければ、万事OKです。
しかし、損切りを後回しにしていると、それは着実に致命傷を負う可能性が高くなっていきます。
損切りを検討している段階というのは、「まだやり直せる」のです。そこで損切りをせずにだらだらと続けてしまうと、気がついた時には手遅れになってしまったりします。
必要性③:好転するチャンスを逃してしまう
「損切り」というとネガティブなイメージがあるかもしれませんが、そんなこともありません。
損切りすることで今まで執着していたことから解放されて、新しいチャンスがひらけるということもよくあることです。
私自身もつい先日、このままダラダラと続けてしまい致命傷になるなら…と思い、いくつか損切りをしました。
そうすることで、これまで費やしていた時間を違うところに使えるようになり、結果的に意外なチャンスも飛び込んできました。
以上のことから、損切りを検討したのであれば、そのまま損切りしてしまうのも悪くないでしょう。
損切りの適切なタイミングとは?
何より、損切りはタイミングが非常に難しいです。
- ここで損切りすると、将来的に得られる大きな利益を逃すかもしれない…
- せっかく、これだけのコストをかけてきたんだから…
という気持ちから、なかなか損切りできないんですよね。
そこで、おすすめの損切りのタイミングをお伝えします。
損切りを考えはじめたとき
1つ目は、損切りを考えはじめたときです。
おそらく、損切りを考えはじめた時点で、すでに損切りをした方が良いタイミングであることも多いです。
というのも、そもそも上手く行っていたり、上手くいく可能性をしっかり感じていたなら、損切りの選択肢はないはずです。
損切りというものが選択肢に挙がっている時点で、損切りをすべきタイミングだといえます。
損切りするタイミングを決めておく
2つ目は、あらかじめ損切りを判断するタイミングを決めておくことです。
例えば、「いついつまでに、このくらいの成果が出なかったら損切りする」といった具合です。
こちらは期限と成果で決めるのがおすすめですね。
結構、芸人さんとかでもありますよね。「30歳までに売れなかったら、地元に帰る」みたいなやつです。
あらかじめ期限を設定しておくことで、あやふやにしがちな損切りをスパッと実行することができます。
損切りすれば意外と新しい道がひらける
実は、損切りはそんなに悪いものではなかったりします。
損切りすることで意外な新しい可能性がひらけたりするものなので、停滞しているものがあるのなら意外と損切りしてみるのも良いかもしれません。
とはいえ、損切りは難しいですよね。
もし、ホームページ制作やWeb集客、SEO対策に関して「今後どうしよう…」というお悩みや課題があれば、弊社で役に立てると思いますのでぜひご相談ください。
まとめ:仕事における「損切り」の重要性
今回は、仕事における「損切り」の重要性について解説しました。
社長ブログ2記事目の投稿でした。
こんな感じで、思ったことを少し役立つかな?というくらいのイメージで投稿いきます。
それではまた。